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DIV2−B 紫波オックス(岩手)対マンダラ東京(東京) 日時:平成20年11月9日(日)11:00KO 於 :北上総合運動公園陸上競技場 Ref :関東協会公認 長谷川 学
DIV2−Bの最終ゲームである紫波オックス(岩手)対マンダラ東京(東京)戦は、トップイースト11、釜石シーウエイブスRFC対日野自動車レッドドルフィンズの前座試合で行われ、観客数が500人を超える中、ホームチームである紫波オックスが、強豪マンダラを迎えての一戦となった。
東北の11月は寒く、この日の最高気温10℃、天候は曇でやや風が強い中、11:00にマンダラボールでキックオフ。 マンダラは開始1分、いきなり得点を挙げる。自陣からのハイパントからターンオーバーをFB佐藤 甚からWTB清水 将へと繋ぎ、左中間に飛び込んだ。アウェイを感じさせないプレーでいきなりのトライ。トップクラブの先輩であるマンダラが、トップクラブ入りしたばかりのオックスに格の違いを見せつけた格好でゲームは始まった。コンバージョン成功。 〔オックス0−7マンダラ〕
先制を許したオックスは、No8高橋 竜次を中心としたフォワードの突進を仕掛けるが、マンダラの2人掛かりの激しいタックルで簡単にゲインさせてもらえず、また両FLが素早いプレッシャーをかけるが、マンダラSO猪瀬 寛司がプレッシャーを受けながらもキックで地域を挽回する展開が続く。マンダラもセットプレーでプレッシャーをかけ続け、オックスに楽な球出しを許さない。 敵陣でのゲーム展開を見せるオックスだったが、攻め込んでのミスが目立つ。一方のマンダラも、ターンオーバーするも、有効な攻撃が出来ず一進一退の攻防が続いた。 先制トライをされた後の約20分間、オックスは9割方敵陣でゲームを進める。 ラックを連取し流れに乗り始めたオックスは左展開。SO佐藤 誠からWTB高萩 覚へパス。そのままリターンパスを受けたSO佐藤がFL佐藤 貞治に繋いでトライ。同点に追いつきホームの意地を見せる。コンバージョン成功。 〔オックス7−7マンダラ〕
その後のマンダラは、HB団が中心となりゲームメイクし、時折ハイパント攻撃を仕掛けては、落下地点へ素早いラッシュを見せる。走ってはCTB金子 夏樹・平川 貴弘がスピードを活かしてオックスのディフェンスラインのギャップに走りこんでくるが、オックスも激しいタックルで迎え撃つ展開が続く。オックスが攻め込んでもマンダラも低く激しいタックルで応戦し、体と体がぶつかる音が観客席まで聞こえた。 その後、マンダラの早いテンポの連続攻撃からCTB金子 夏樹が抜け出し、40mを走りきり中央にトライ。コンバージョン成功。 〔オックス7−14マンダラ〕
勢いに乗ったマンダラは、その後もフォワード・バックスが一体となった連続攻撃を見せ、ジワジワとオックス陣22mまで攻め込み、最後はラックからSH溝口 雅彦がパスダミーで綺麗に抜け出し、そのまま中央にトライ。コンバージョン成功。 〔オックス7−21マンダラ1〕
その後、前半終了までこう着状態が続いた両チームは、得点までに至らずハーフタイム。
届かない点差ではなく追いつきたいオックスと、決してセーフティーリードではないマンダラの両者は、後半のファーストスコアを互いに狙っていた。 後半4分、マンダラは自陣5m付近のマイボールラインアウトをミスしてしまう。オックスは得意のフォワード攻撃でラックを連取し、最後はLO田中舘 光がインゴールに飛び込みトライ。コンバージョン失敗。 〔オックス12−21マンダラ〕
後半、理想的な立ち上がりを見せ、このままオックスペースのゲーム展開かと思われたが、マンダラは早いテンポとスピードを活かした展開で、簡単にはペースを握らせてくれなかった。早い展開について行けないオックスは、後半7分、SO佐藤がハイタックルでシンビンになりピンチが続く。1人少なくなったオックスはSOへのプレッシャーをかけ続け、有効な地域を与えないものの、その後のマイボールラインアウトでミスを連発。 一方、試合巧者のマンダラは、ペナルティーからの早い仕掛けをするSH溝口 雅彦のビックゲインが目立ちはじめ、グランドを広く使った攻撃を仕掛けてくる。 お互いの陣地を行ったり来たりの攻防であったが、26分、オックスが相手ボールのスクラムをターンオーバーすると、直後のスクラムで今度はマンダラが怒濤の押しを見せターンオーバーし、SO猪瀬 寛司が流れて走ったところにオフロードパスを受けたWTB清水 将が中央にトライ。コンバージョン成功。 〔オックス12−28マンダラ〕
次第に勢いに乗るマンダラは、フィットネスが落ち始めたオックスを相手に、次第にセットプレーで優位に立ち始め、完全にペースを掴んだ。 後半29分、右へ左へと展開したマンダラは、No8マーク・チネリ→WTB清水 将と繋いでトライ。コンバージョン成功。 〔オックス12−35マンダラ〕
なんとか喰らいつきたいオックスであったが、マンダラは明らかにフィットネスが落ちたオックス陣に攻め込み、FL田窪 徹雄、FB古山 智史、HO鶴木 龍一郎の3連続トライで勝負は結した。コンバージョンキックがゴールポストの間を過ぎた後、ノーサイドの笛が鳴った。マンダラの快勝であった。 〔オックス12:マンダラ52〕
ミスとフィットネス不足で自滅したオッックスとは対照的に、マンダラは終始リードを許さず、ルーズボールへの執着心を見せ続け、自分達のリズムを乱さず80分間走りきることで、格の違いを見せつけた。
アフターマッチファンクションでは、協会の粋な計らいで北上市名産の二子里芋を使った芋の子汁が振舞われた。熱いゲームとは対照的に、同席したオックスの妻子20数名と共に笑い声を響かせながらお互いの健闘を称え合った。 レフリーの長谷川氏より、反則が多かったが、ナイスゲームだったとコメントがあった通り、トップクラブチームである両チームにとって課題も残るものとなった。 また、関東協会の春日氏の挨拶で「“クラブチーム”とはプレーヤー、スタッフはもちろん、それらを支える家族をはじめとする全ての人の協力があってはじめて成り立つ。運営は簡単そうに見えて簡単ではないこと」と話をされた。両チーム共改めてクラブ運営の大変さを実感し、我々の置かれている環境が恵まれていることに感謝し、また両チームのキャプテンから今後共、双方のチームを互いに応援し合い、TCEのチームとして更なる飛躍を誓いあった。 マン・オブ・ザ・マッチは、オックスからはトリッキーな動きとプレッシャーを受けながらもボールをさばき続けた舘洞 毅実が、マンダラからは抜群のランスキル、トライとキックで17得点を挙げた溝口 雅彦の両チーム共SHが選出され、選ばれた2人に拍手と記念品が贈られた。
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