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11月23日、熊谷ラグビー場で東日本クラブトーナメント大会の決勝戦が行われた。
決勝へ進出したのは、常総クラブ(茨城)と紫波オックス(岩手)。 この2県は関東協会管下でもクラブチームのレベルが高く、県内の大会を勝ち進むのが難しい県である。 例えば、常総クラブはツクバリアンズ、ピッグノーズ、ドラゴンズなどに阻まれて近年では東日本大会へ進むことができなかった。 それだけクラブチームの基盤を支える県内の層が厚いといえる。 2年連続で茨城と岩手との対戦となった。(昨年は、ドラゴンズ<対>北上矢巾BR) 双方とも準決勝(11/8、保土ヶ谷)を大勝して勝ち上がってきており、どんな試合展開になるのか興味が持たれた。
先制したのは常総。 しかし、昨年度までトップクラブにいた紫波オックスも直ぐに逆転に成功。 その後一進一退の試合展開となり、締まったいい内容の試合となった。 5点のビハインドを持つ紫波オックスは、ノーサイド間際にゴールライン付近で猛攻撃。 トライが取れるかどうかで勝敗が変わるスリリングな試合展開となったが、結局得点に至らず、5点差で常総クラブが紫波オックスを振り切った。 常総クラブは、東日本クラブ選手権以来、トーナメント大会初優勝となった。
(決勝戦) 常総クラブ(茨城) 17−12 紫波オックス(岩手) Ref.片桐伸也(関東)
スタンドには応援の家族、関係者その他が詰めかけ、応援のノボリもたくさん出るなど、決勝戦の雰囲気。 初めてラグビー観戦に訪れた関係者が、クラブもこんな立派なスタジアムで試合をしているんですね。 驚きました、という声を聞いた。 クラブのラグビーは「原っぱのラグビー」から脱却したようである。
試合後は表彰式が行われ、その後アフタマッチファンクションとなった。 双方のキャプテン、レフリー&TJなどのスピーチがあった後、常総の代表者である小浜正巳さんのあいさつがあった。
「ここまで、やっとこれました。35年かかりました。 最後の5分間は涙で何も見えませんでした。 こんな素晴らしい環境の中で決勝戦を戦えて感激です。 それも昔から面倒見てもらってきた多くのクラブ関係者の前で 優勝できたことが嬉しい。・・・ 次は、12月のトップクラブとの入替戦ですが、今度は大型観光バスで、スクールの子供たちも応援に連れてきます。 何といっても、長年地道に常総ジュニア(スクール)をやってきた成果が、大人の大会で開花しました。クラブチームは、生涯スポーツですねえ・・・・。」
クラブチームは単に単体で強くなっても意味がない。 紫波オックスも地域に根差してイーハトーブリーグ等を通じて さまざまな普及活動をおこなっており、その成果の上に立って代表チームとなっている。 <ラグビー同好会から、ラグビークラブへ> 多くの「クラブチーム」と称するチームは、まだまだ同好会の域を脱してはいないが、東日本のクラブ大会は20年を経て、ようやくクラブ化への道筋が見えてきたようである。
<大会結果> http://www.rugby.or.jp/clubinfo/club/2009/19thhigashinihonclubkumiawase.shtml
<試合記録> http://www.rugby.or.jp/clubinfo/club/2009/result/higashinihonclub200911231200kumagaya.pdf
<クラブ大会の仕組み> ・各都道府県クラブ大会 ⇒東日本クラブトーナメント大会(17都道県代表による) ⇒東日本トップクラブDivision2(5チーム) ⇒東日本トップクラブDivision1(5チーム) ⇒全国クラブ大会(6チーム) ⇒日本選手権大会 |
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