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11月29日、秩父宮ラグビー場で、法政大−東海大の関東大学リーグ戦グループの最終戦と同時開催で 第6回東日本トップクラブリーグの決勝戦が行われた。
決勝戦へ進出したのは、北海道バーバリアンズとタマリバ。 秋季リーグ戦では、両チームとも3勝1敗で並んだが、得失点差で、1位=北海道BB、2位=タマリバとなり、決勝トーナメント戦での再戦に興味が持たれた。 キックオフに先立ち、両チームの選手は、エスコートキッズの小学生とともに入場した。(横浜RS、杉並RS、世田谷RSの少年ラガーが務めた)
笛を吹くのは、谷口弘さん。 ARには土屋有司、堀江学、福田洋久の各氏がついた。 福田さんは東京都クラブ選手権大会のスタート以来、25年間毎年クラブ大会の笛を吹いてきたベテランである。
また、ボールボーイは、今年初めて中学にラグビー部ができた東京朝鮮中高級学校の中学生9名が秩父宮のピッチに立った。 引率してきた高麗クラブのカンさんも 感慨深げに少年達の働きぶりを見守った。
試合はタマリバのキックオフで開始。 以後の試合経過は、関東協会HomePageでご覧頂きたい。 =関東協会HP= http://www.rugby.or.jp/
試合終了後、ジャパンクラブでアフタマッチファンクションが開かれた。 お仕着せの式次第ではなく、クラブならではの進行に会場は大いに沸いた。 (進行役は、広報委員でJPLの須藤太郎さん)
まずは、トイメンのHO同士の堀越(北海道BB)−石川(タマリバ)の両選手が紹介された。 2人は同じ法政大出身の先輩後輩の間柄である。
最年少プレヤーの紹介もあった。北海道BBはマテアキ・カフトル(20歳)、タマリバは大岡祐一郎(19歳)の両君。大岡君(WTB)は和歌山工出身(花園出場経験あり)で日大の学生だが、大学ではラグビー部には入らず、タマリバクラブでラグビーを続けている。
近年の傾向として高校を卒業すると、体育会ラグビー部や学生クラブには入らず、 社会人の強豪クラブチームでラグビーをやる大学生が増えてきている。 そうした高校卒業生をうまく育てられるのがトップクラブの「強み」であろう。社会人の一流プレヤーと一緒に練習・試合をすることによる効果は計り知れない。それ以上に、同世代だけのチームでは得られない、幅広い年齢層の社会人クラブでの人間的な触れ合いの中で、彼らはいち早く「おとな」へと成長する。 その後、両チームのキャプテンのあいさつと、双方でマン・オブ・ザ・マッチの発表などと続いた。(タマリバ井戸キャプテンは鼻骨負傷のため副将が代行)
なお、この日の秩父宮には、NHK、テレビ神奈川、Jスポーツの3社の中継車がやってきた。 このうち、Jスポーツは、藤島大さん(マンダラクラブ)の解説で、東日本トップクラブの決勝戦を生中継した。 いつもながら藤島さんの解説はクラブの事情に精通しており、「北海道BBはWCをにらんでラグビー・アカデミーを開始し、選手を一貫して養成する計画がある」とか、桑江選手を評して「ライアウトなら世界一の銀行マン」とか、「SOの宮原選手は哲学者」であるとか、一般の視聴者を念頭に置いて、クラブチームが様々な職業のメンバーで構成されていることや、<クラブチームとはどんな存在なのか>を噛み砕いたなかなかの解説であった。
ともあれ、これで全国大会出場の東日本エリアのチームが決まった。(タマリバ、北海道バーバリアンズ、三鷹オールカマーズ、駒場WMM) 年末年始に向けて各チームの活躍が期待されるが、今季はクラブシーンにとって転機となる年でもあった。
1.日本選手権1回戦突破 2.地域に根差したクラブ作り 3.大会運営、クラブ運営の能力
いずれも達成できていない。 できていないどころか、ますます遠のいてしまっている部分もある。クラブチームに関わる関係者は いま一度クラブの在り方を再考してみないと、ワールドカップだ、オリンピックだの、景気のいい話の前で、クラブは取り残され、置き去りにされてゆくに違いない。警鐘を発しておきたい。 |
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