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全国のラグビートップクラブ6チームが集まって、クラブチームの諸課題を話し合う「クラブカンファランス・イン・全国クラブ2009熊谷」が開催されました。参加チーム共通の悩みとして新人選手の獲得、部員数維持の難しさを訴える声が多く上がる一方、「サケは生まれた川に帰る」と、選手を自前で育てる各チームの努力が報告されました。
クラブカンファランスは第17回全国クラブ大会(12月27日1回戦=熊谷、1月10日準決勝=熊谷、24日決勝=秩父宮)の開会に先だって、12月26日に埼玉県営熊谷ラグビー場で行われました。
選手の転勤や高齢化による部員数の減少は、ある程度知名度があるトップクラブといえども、深刻な問題。今季の公式戦に22人がそろわなかったり、ふだんの練習参加者が1ケタというチームもあったそうです。
一方で、三鷹オールカマーズ(東京)は「多摩地域ラグビー交流大会」を6年続けて開催しています。花園予選で1回戦負けした高校の1、2年生を招待し、10〜12月にリーグ戦を開催。試合経験を積ませます。かつて、この大会に参加してクラブラグビーの存在を初めて知った選手が高校、大学を卒業後、三鷹オールカマーズに加入し始めているそうです。
北海道バーバリアンズは、自前でラグビースクール、中学生チーム、U−19チームを保有。中学生のオール北海道合宿を誘致したほか、大学チームとの合同練習も重ねて、有望選手を勧誘。卒業後の獲得につなげています。平島英治GMは「毎年10人は転勤で北海道を離れるので、新人獲得は至上命題」と話します。
タマリバクラブも、神奈川の高校生を対象にしたクリニックを実施しています。それぞれ、地域貢献と部員増の両方を狙った取り組みだと言えます。
漁業に例えるなら、知人や先輩後輩を通じた勧誘は近海漁業。HPを通じて応募者を待つのは遠洋漁業でしょうか。世代を超えた連携強化を通じた選手獲得は、いわば「養殖漁業」です。
サケは生まれた川に帰ります。毎年100個のイクラから親まで育つ(=成長して将来クラブに加入する)のは、2〜3かもしれませんが、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか。
今からラグビースクールをゼロから作るのは大変ですが、既存のスクールとの連携強化なら可能だと思います。ラグビースクール側も「自前のグラウンドはあるが、指導者が足りない」など悩みを抱えていますので、できるところから協力を始めてはどうでしょうか。11月29日の東日本クラブリーグ決勝戦(秩父宮)で、試合前に初めて行ったエスコート・キッズの狙いも、そこにあります。 |
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