大学 2024-2025

2017/06/28
at home presents 関東大学オールスターゲーム2017 勝利チーム記者会見



試合結果:対抗選抜チーム 36-31 リーグ戦選抜チーム

勝利チーム:対抗戦選抜チーム


岩出雅之監督(帝京大学監督)

「まずは、対抗戦選抜がリーグ戦選抜に久しぶりに(注:対抗戦選抜勝利は2013年以来4年ぶり)勝てたことを良かったと思います。普段の大学同士の試合とは違うゲームではありますが、選手には『引き締めてやってくれ』と言いました。試合では体を張ったプレーが多く出て、ターン・オーバーできるなど、いいプレーがたくさん出たと思います。後半の最後、勝負が決まってからリーグ戦選抜にトライ2本取られましたが、クロスゲームの中、取るべきところでうまく取れたことは良かったと思います。

オールスター大会開催の意味を問う声はありますが、こういったことをやっていかないと新しいことは何も生まれません。若さがいい方向に向けることができると思います。ラグビーの底上げという意味でもいいモデルになるでしょう。ラグビーの底上げが結果的には全体の強化につながると思います。この大会では昨年から2部以下のチームのセブンズの試合もしていますが、大変いいことだと思います。2部以下同士は15人制でなくセブンズの試合としたことも特によかったと思います。」

 

丹羽政彦コーチ(明治大学監督)

「各チームの3-4年生の主力選手が集まってくれ、これからの日本のラグビーを背負ってくれるべき年代の人材が揃い、よくやってくれました。 花試合ではありますが、FW選手が多く体を張ったプレーを続けてくれて、いい試合になりました。」
 


堀越康介キャプテン

「今日の試合では粘り強くディフェンスをして、敵のミスを誘おうということで臨みました。結果が出て、自信を持つことができました。選手同士間でいいコミュニケーションがとれ、意思疎通が図れたいいチームになったと思います。

これまで対抗戦選抜の負けが続いていたので、選手全員で『勝とう』という意識で臨みました。コンバインド・チームなので細かなことを言うことはせず、「合わせ」の練習しかしていなかったので、前半はコミュニケーションミスもありましたが、試合の中でプレーを重ねるにしたがってコミュニケーションが良くなってきたと思います。」

 

MVPに選ばれた尾崎晟也選手

「FWの選手がディフェンスで苦しくなった中、FWからいいかたちでボールをもらえて、トライにつなげることができて良かったと思います。

 日本代表スコッドに急遽呼ばれ、昨日まで代表スコッドとして行動していました。実は、この対抗戦選抜チームに合流したのは今日の午前中でしたので、他のメンバーと一緒の練習は全くできていません。代表スコッドに呼ばれましたが、代表の最終戦メンバーには入れず、自分の力不足を痛感しましたが、ティア1国とのテストマッチの雰囲気や、テストマッチ前の練習の雰囲気を味わうことができ大変プラスになりました。今後も高い意識をもってやっていきたいと思います。」